こども哲学 シリーズ

(本名)よいこととわるいことってなに?

(作者)オスカー・ブルニフィエ・文 西宮かおり・訳   (出版社)クレマン・ドゥヴォー

「どうして?」「なんで?」しょっちゅう子どもから質問攻めに困っていませんか?子どもには理屈は通じませんし、曖昧な答えやごまかしは通用しません。この本には答えは1つと決まっていません。一緒に子どもと考える力をつけ、自分自身の答えをみつける手助けをしてくれるとおもいます。

かわいい絵と、「良い」「悪い」ではない、たくさんの答えとその理由が書かれていて読んでいてとっても楽しい本です。子どもの課題や行動に困っているときに呼んでも違ったアイデアが浮かんでくるかもしれません。シリーズは全部で7冊あります。

アイデンティティの作り方 ~なりたい自分になるために~

 

(本名)アイデンティティの作り方

(作者)北原りゅうじ     (出版社)少年写真新聞社

高校の教師が書いたユニークな本。「こうなれたらいいな」という理想の自分を思い描き、その人物ならどうするのかを常に考え、最後は理想の自分になる方法をマンガで伝える人気の本。

思春期の反抗期について分かりやすくマンガで説明されており、ここをどう乗り切るかによってマスコミに踊らされたり、ストレスを撒き散らしたり、怒ってばかりいる人間になりかねないことを「同面怪人マスコミダンサーズ」「年がら年獣トゲラ」「ストレス獣ネガス」怪獣として描いていて分かりやすい。 子どもにも理解しやすく楽しく思春期のストレスを扱える絵本。